九州旅行失敗談その1

旅には思い出がつきものですが、その中には失敗談もあります。今日は、私が昨年末に行った九州旅行の失敗談をシェアします。

太宰府天満宮の名所に「太鼓橋」がありますね。参道から、3つの橋を渡って、手水舎で手を清め、お参りをします。

参道の方から、過去の橋、現在の橋、未来の橋、と3つの橋が「心字池」(しんじいけ)という池に架かっています。

この3つの橋を渡る際には、注意点があって

①「過去」の橋を渡る時は 後ろを振り返らない

②「現在」の橋を渡る時は 立ち止まらない

③「未来」の橋を渡る時は つまずかない

④帰る際は、橋を渡らず脇道から帰る

だそうです。

私は予習不十分だったので、写真や動画を撮るのに忙しく、思いっきり橋の上を行ったり来たりしてしまいました(笑)。

こうしたことを事前に調べておき、情報を観光客とシェアすることこそが、通訳ガイドのお仕事なのかもしれませんね。

太宰府天満宮でのもう1つの私の失敗は、お守りです。

太宰府天満宮は、受験者に人気の神社です。

実は私、今回、この太宰府天満宮の合格祈願のお守りを10個ぐらい求めて、全国通訳案内士試験の受験者の方に、抽選で無料にて差し上げる、という企画を考えておりました。

ところが、今回同道した私の友人で神道の専門家の彼によると「う~ん、無料で配る、というなら、まあいいかなあ~」だそうです。つまり、あまりよくはない、ということです。

これはどういうことか、というと、お守りのような神様からの授かり物を、不特定の人に対するキャンペーングッズとして取り扱うのは、あまりよろしくない、ということだそうです。

もちろん、特定の人のために代理でお守りを貰ってきてあげる、というのはOKなのです。

逆に、最もNGなケースは、転売目的で大量にお守りの類を買い入れる、という行為ですね。

私のケースは、それほど悪いわけではないが、完全なシロでもない、というところです。

私は、結局、この企画はボツにいたしました。

彼は、次のような話も聞かせてくれました。

それは、神社が授与するお守りの類は、税法上も非課税の扱いを受けている、ということです。つまり、お守りの授与は宗教法人の宗教的行為として、税制上の特別措置の対象なのですね。

ただ、アイテムによっては税法上の扱いが問題になることがあります。

それは、お守りと同じ場所で売られている絵ハガキなどの売り上げですね。つまり、絵ハガキはただの土産品、グッズであろう、という解釈には一定の説得力がある、ということです。

ちなみに、お守りの類については神社関係の方は「売る」という表現はせず、「授与する」というふうに言われます。

ただ、英語にはそういう表現はないので、お守りでも sell を使っています。