出題分析

昨日、本年度の全国通訳案内士試験二次口述出題内容につき、受験された方々へ情報提供のお願いをいたしましたところ、その後、複数の方々から、情報を頂きました。

各別のお礼の返信ができておらず、大変恐縮です。この場を借りて、貴重な情報を提供頂いた皆さまに、厚く御礼申し上げます。大変ありがとうございました。

出題一覧表は、現状、下の表のようなものとなり、一応、表はすべて埋まりました。

ただ、通訳の問題文や実務質疑の問題文、質疑で問われた質問の再現には、できるだけ、多くの方からの情報を得られると、再現の精度が上がります。引き続き、情報提供をお願いいたします。また、その他に、気づいた点等がありましたら、教えてください。

出題内容を覚えておられない方も、感想だけの投稿でもOKです。また、PEPの教材等で役に立ったもの等、お知らせいただければ、作成者のモチベーションがあがり、かつ、将来の教材作成の発想の元になります。どしどしお寄せください。

情報提供の方法は、HPトップの緑色のバナーから投稿フォームのご利用が便利です。

2023/12/13現在の出題再現(書籍『全国通訳案内士試験二次口述過去問詳解』の裏表紙の画像)

 

さて、通訳や実務質疑の問題文の再現という一番手間のかかる作業は未だですが、プレゼンテーションのお題は、とりあえず揃いました。

プレゼンの出題を見て、まず気が付くのは、過去問の再出題が例年よりさらに増えていることです。

再出題の数は、2019年度が11問でこれまでの最高であり、それに次ぐのが2022年度の10問でした。ところが今年度は、なんと14問!になっています。

全36問中、14問は、4割近くの割合です。プレゼンは三択で好きな題を選べますから、計算上、過去問を押さえておけば、必ず「知っている」問題に出会う、ということになります(もちろん、実際には過去問が含まれない問題組や、逆に過去問が2つ含まれる問題組も存在する)。

やっぱり、誰が何と言おうと「受験は過去問」なのですね。

より詳しい分析は、また後日お届けいたします。