プロセスも楽しい

学習のモチベーションを保つには、成功した時の自分の姿をイネージするとよい、とよく言いますね。

受験勉強なら、合格して合格証をを貰った自分、勉強仲間と楽しく打ち上げパーティーをするシーン、合格を友達に自慢する場面(笑)、等々を思い浮かべる。英語の勉強一般なら、外国人と英語でさっそうと話を交わす自分を思い浮かべる。

こうした「楽しい結果」ことを思い浮かべれば、少しぐらいしんどい勉強でも、乗り越えていける、とよく言われます。

しかし、結果の楽しさだけでモチベーションを保てる人は、実はそれほど多くないのでは、と私は思います。

たとえば、英語が堪能になれば楽しい、というのは自明であり、誰でも知っています。しかし、英語学習の努力を継続して結果を出せる人は、残念ながら少数派、というのが現実です。

そうだとすると、学習というのは、地頭が良かったり、生まれつきド根性が備わったりした、一部の天才の独占物なのでしょうか?

そうではない。私は、学習は万人のもの、と信じています。

学習で結果を出すためには、継続が必要です。

普通の人が学習継続のモチベーションを保つために、「結果の楽しさ」に加えて必要なのは、「プロセスの楽しさ」です。

「努力する者は、楽しむ者に勝てない」は、孔子の言葉です。とにかく「楽しい」は最強です。

ただ、学習「過程の楽しさ」は、「結果の楽しさ」と異なり、当然・自明ではありません。

学習の過程を楽しむには、①良い教材、②良いメソッド、③良いコーチ、を得ることが有効です。

そして、ここでいう「良い」は、(1)合理的で結果に結びつく、(2)知的好奇心を満足させ、掻き立てる、(3)ユーモアがある、等を意味します。

PEP英語学校の理念は「楽しい学習による自己実現」です。

前段の「楽しい学習による」は、「過程の楽しさ」を意味し、後段の「自己実現」は、「結果の楽しさ」を意味しています。

「楽しい学習による自己実現」を実現すること、これがPEP英語学校のミッションです。