Speakingでは耳を使う

全国通訳案内士試験二次口述の最初の課題は「プレゼンテーション」です。

そのプレゼンテーションでは、受験者は冒頭で「~についてお話しします」とトピックの告知をします。

英語では “I’d like to talk about…” と言いますが、この言い方の解説をしたのが下記の動画です。

わりと好評だったようで、個人レッスン受講者の方も、動画講義で説明したポイントを意識して一生懸命練習してくださっています。

講義では分かりやすく説明してあるので、頭で理解することは難しくないのですが、ただ、実際に現場でできるか、というのはまた別の話のようです。

今日は、そんな場合のお勧め練習法を1つご紹介します。

それは、前にもご紹介したYouglish を使うことです。

検索窓に “I’d like to talk about” と入力してサーチすると、YouGlishが英語のネイティブスピーカーのYouTubeの中から、当該フレーズを話している部分をYouTubeから探し出してきて、再生してくれます。

私がやってみたところ、Youglishは、一瞬で2000以上の例を探し出してきてくれました。

これをどんどん再生して聴いてみるのです。

その際、そのネイティブスピーカーは、本当に “I’d..” の部分を弱く発音しているか、に注意します。

ほとんどが弱く発音していますが、まれに強く発音している例が出てくることもあります。この違いが聞き分けられるようになれば、自分で発音することもできるようになります。

このようにスピーキングの練習では、口だけでなく耳を使うことが重要かつ有効です。よければお試しください。