本年度の全国通訳案内士試験一次筆記まで、あと2日となりました。
今年の東京近郊受験会場「日本大学文理学部」の近くには、招き猫と井伊家の墓で有名な豪徳寺があることを先日の記事でご紹介いたしました。
小田急線に豪徳寺駅がありますが、ここから豪徳寺まで歩くと15分ほどかかります。暑い中、ちょっと大変ですね。
最寄り駅は、世田谷線の山下駅です。ここからだと徒歩5分程度です。
世田谷線は、東京に2つだけ残る路面電車の1つ(もう1つは都電荒川線)。
付近には、松陰神社もあります。幕末の志士、吉田松陰の墓や、世界遺産「松下村塾」のレプリカもあります。
都営荒川線の終点は三ノ輪橋駅ですが、ここは小塚原刑場後の近く。吉田松陰は、安政の大獄で刑死した後、いったん小塚原に埋められ、その後、松下村塾の弟子たちが遺体を引き取り、この世田谷に葬りなおしたのですね。
一方、吉田松陰を弾圧した井伊直弼の方は、近くの豪徳寺に葬られています。
この近辺には、他に世田谷城址や世田谷八幡宮があります。世田谷城は、忠臣蔵の吉良上野介ゆかりの場所。世田谷八幡宮は、相撲の土俵があることで有名なパワースポットです。
通訳ガイド試験的には、興味ある場所がたくさんあります。受験のついでによければ訪れてみてはいかがでしょうか。