全国通訳案内士試験は、日本政府観光局(JNTO)が試験に係る事務手続き、試験運営業務等を民間業者に委託して行われます。
例年、3年ごとに入札が行われます。
2026年度からは、業者が変わり、株式会社JTBが受託します(JNTOホームページ)。
JTBは、グループ内に「株式会社JTBコミュニケーションデザイン」という会社があります。この会社は、以前、2017年度まで運営を受託していた「ICSコンベンションデザイン」が他のグループ会社と統合されたものです。
よって、2026年度からは「株式会社JTBコミュニケーションデザイン」(旧「ICSコンベンションデザイン」)が、運営を行うことになるものと思われます。
ちなみに、2018~2020年度は「日本出版販売株式会社」、2021~2022年度が「株式会社TKPコミュニケーションズ」、2023~2025年度が「日販セグモ株式会社」、でした。
要するに、9年ぶりに運営受託会社がJTBに戻る、ということになります。
さて、運営受託業者の交代により、試験出題傾向が変わるのでは?ということがいわれています。
これは本当でしょうか?
私は自分でいろいろ調べてみましたが、結論を言うと「そのようなことは、受験者は気にしない方がよい」です。
なぜなら、委託業務の内容に「試験問題の校正、印刷」は含まれていますが、「試験問題作成」は含まれていないからです。
基本的に、当該委託業務は、委託者であるJNTOが詳細な運営マニュアルを作成し、受託業者にはそれを忠実に行うよう求めるものです。
委託業者は、回収した解答用紙を「採点者」に届けること、が委託業務の内容となっています。
この「採点者」は、おそらく試験委員のことであろうと思われます。試験委員は、JNTOが専門家を選んで委託します。
そうであれば、運営業務受託者と問題作成者は別人であることになります。
よって、運営業務受託業者の交代は、出題内容・形式の変更には直結しない、ということになります。
受験を予定されておられる方は、このての情報に惑わされず、本質的な勉強へ注力すべきと私は考えます。
本質的な勉強とは、まずは過去問です。
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