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2025年度通訳案内士試験合格体験レポート
体系的に学べた日本の魅力!結果勝ち得た一発合格!
- 1. 自己紹介小林 慧悟様(男性)
- 2. PEP英語学校との出会い
- 3. 講座・教材・教授法で役に立った点、その他の感想
- 4. 二次口述本試験の様子
- 5. 今後の抱負、後進の方々へのメッセージ
現在、海外で医師として勤務しています。英語は業務上日常的に使用しており、英検1級を取得しています。また、医療従事者向け英語試験であるOET(Occupational English Test)にも合格(Grade B)しています。全国通訳案内士試験は、本年度が初受験です。
同僚の多くが日本に興味を持っており、実際に日本を訪れた経験のある人も少なくありません。そうした同僚から、日本の食事マナーや祝日、伝統文化などについて質問される機会が多くあります。しかし、自分自身が日本人でありながら、それらを体系的かつ分かりやすく説明できないことに、日ごろからもどかしさを感じていました。
また、世界的に医療ツーリズムの市場が拡大している中で、将来的にその一端を担うためにも、日本の文化や社会について正しく説明できる力を身につけたいと考え、全国通訳案内士試験を受けることを決意しました。
全国通訳案内士試験の一次試験科目の中で、最も不安だったのが「一般常識」でした。医師は専門分野には詳しくても、世の中の一般的な話題に疎くなりがちだとよくいわれますが、私自身も実際その通りだと感じています。特に海外にいると、国内の時事に触れる機会がさらに減ってしまいます。
そこでPEPの「一般常識予想問題」を購入しようとしましたが、海外からの決済がうまくいかず、ダメ元でメーリングリストへの返信という形で問い合わせをしました。すると杉森先生から直接ご連絡をいただき、別の決済方法をご提案いただいたことで無事に購入できました。その際の丁寧な対応が強く印象に残り、二次試験対策もPEPで学ぼうと早い段階から考えるようになりました。
<講義「二次口述特別動画セミナー」>
この教材は、個人的には二次試験対策の中核だと感じています。試験で求められている能力を感覚ではなく論理的に分解し、それぞれに対応した学習方法が明確に示されています。
二次試験は一見すると難解ですが、「困難は分割せよ」という考え方の通り、求められている能力を個別に理解し、それぞれに対する適切な学習法を実践することで、合格ラインが現実的な目標として見えてきます。
巷では「英語力が多少不足していても、身振り手振りやアイコンタクトなどで合格できる」などという話を耳にすることもあります。しかし試験の評価基準を考えると、やはり要求項目に対して安定して得点できる準備をしておくことが重要だと考えます。面接官との相性に依存するのではなく、再現性のある対策が必要だと思います。/p>
<オンラインレッスン>
海外在住という事情もあり、二次試験もできれば一度で合格したいと考えていました。「短期間で確実に合格ラインに到達するためには何が必要か」を考えた結果、論理的で再現性のある指導の下で、実戦形式の練習を積むことが重要だと判断し、杉森先生のオンラインレッスンを受講することにしました。
8月末から毎週1回、30分のレッスンを継続しました。30分は一見短く感じますが、実際には密度が非常に濃く、高い集中力を求められます。内容は1回につき、2分スピーチ(3題)または通訳問題(4題、最後はシチュエーション付き)を交互に実施しました。量的にも質的にも充実しており、毎回のレッスン後にしばらく放心状態になるほどでした。それだけ実戦に近い緊張感で訓練できたことが、本試験で落ち着いて対応できた要因だと感じています。
結果として18回(うち3回はおまけレッスン)受講しましたが、回数を重ねるごとに自分の弱点が「何が足りないのか/どう直すべきか」という形で構造的に見えるようになりました。
<書籍『二次口述試験過去問詳解』>
過去問が体系的に整理されており、特に解答前の杉森先生の解説が非常に参考になりました。模範解答は私にはレベルが高い部分もあったため、そのまま暗記するのではなく、自分の英語力で無理なく話せる内容に調整したり、逆に自分の経験や意見を加えたりしながら「自分なりの2分スピーチ」を作り上げていきました。この作業が、本試験で自然に話す力につながったと思います。
<PEP単語カード>
動画セミナーで紹介されている無料のPEP単語カードも非常に有用でした。私はAnkiを日常的に使用しているため、英訳がすぐに出てこない単語を日本語→英語形式で登録し、機械的に反復学習しました。現在でも継続していますが、語彙の瞬発力向上に大きく貢献したと感じています。
本試験では、オンラインレッスンでもお題として練習していた「天橋立」が出題されました。準備していたテーマだったこともあり、落ち着いて2分スピーチを行うことができたと思います。
ところがスピーチの後、「“もんじゅ”(文殊)とは何か」という質問が来ました。私は一瞬、饅頭(Manju)のことを指しているのかと思い、聞き返してしまいました。しかし面接官が資料を見ながら「ええっと、宗教的なことで…」とヒントをくださったため、仏教における菩薩(Manjushri)のことだと理解できました。
このやり取りを通じて、面接官が想定質問に加えて、評価の観点(想定解答に相当するもの)もある程度用意したうえで面接を進めていることを実感しました。試験は偶然や相性だけで左右されるものではなく、一定の評価項目に沿って設計されているのだと改めて感じました。
試験後は手応えを感じていましたが、同時に「もしこれで落ちたら、逆に何をどう改善すればよいのだろう」と不安も残ったまま、合格発表日を迎えました。杉森先生の「PEPメルマガ」で官報発表の方がJNTOのマイページよりも早く合否を確認できると知り、当日は朝一で確認できるよう準備していました。自分の番号を見つけたときは、何よりも安堵の気持ちが大きかったです。
PEPの「二次口述特別動画セミナー」は本当に素晴らしい講座です。たとえ個人レッスンの受講は予定していない方であっても、このセミナーの動画講義は一度視聴する価値があると思います。試験の構造と適切な学習方法が理解できることで、学習の方向性が明確になります。
今回の合格は、杉森先生のご指導とご支援、そして家族の理解と協力があってこそ達成できたものだと感じています。また、短い期間ながらも受験勉強を通じて、日本の文化や価値の魅力を改めて体系的に学び直すことができたことは、結果以上に大きな財産となりました。
今後、医療ツーリズムの市場は確実に拡大していくと考えていますが、単なる短期滞在型から、長期滞在型のCross-border continuous careへと変化していくとも感じています。その中で、全国通訳案内士試験で学んだ「異文化間の説明」「行動導線の設計」「不安の低減」という視点を医療の“非医療部分”に応用し、コンシェルジュのような形で患者様を支援できる存在になりたいと考えています。もしこの体験記を読んでくださった方の中で、今後一緒に新しい形の医療・観光の可能性を考えてくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご一緒できれば嬉しく思います。
学ぶ楽しさで初心貫徹!遂に掴んだ最終合格!
- 1. 自己紹介T.H 様(大阪府在住、女性)
- 2. PEP英語学校との出会い
- 3. PEP英語学校の講座・教材・教授法で良かった点、役に立った点、その他の感想
- 4. 二次口述本試験の様子
- 5. 今後の抱負、後進の方々へのアドバイス、メッセージその他
現在、高校の英語教師として働いています。10年以上前に英検1級を取得しました。以前から、全国通訳案内士の存在は知っており、この試験は、語学系では唯一の国家資格であることから興味を持ち、受験勉強を始めました。英検1級があると全国通訳案内士の一次の英語の試験は免除になります。後に歴史能力検定日本史2級に合格し、日本歴史も免除になりましたが、他の教科に合格できず、ようやく2021年、2022年に一次試験に合格しました。しかし、二次試験には落ちてしまいました。
2022年の二次試験の1か月前に、偶然にYouTube動画でPEP英語学校の存在を知りました。二次試験の不合格後、今後どのように学習していけばいいか、思案していたときに、体験レッスンの受講を申し込みました。杉森先生の流暢で落ち着いた英語がとても印象的でした。
2年連続で二次試験に落ちていたので、藁にもすがる思いで、受講を決めました。最初に送られてきた教材(過去問)の多さに驚き、すべて覚えることができるか、不安でした。しかし、先生のレッスンを受けるにつれ、過去問を知り、傾向を把握することは、とても大切だと実感するようになりました。複数回出題されているトピックもあるからです。プレゼンのレッスンでは、プレゼンテーションの組み立て方を教わりました。うまくできるときとできないときがありました。自分でできないときは、先生に一緒に考えていただくことで、最後には、2分間のプレゼンテーションができるようになり、自信につながりました。
次に逐次通訳ですが、最初のレッスンでは、最後まで訳すことができず、情けない気持ちでした。しかし、3回目の二次試験の直前の先生のレッスンでは、最後まで訳すことができて、自分でも驚きました。レッスンを受けるにつれ、過去問を繰り返し学習していたので、単語も言えるようになっていることに気づきました。シチュエーションでは、過去問の教材の中に、質疑対応のシナリオを書いてくださっているので、パターンに分け、できる限り覚えるようにしました。
ただ、2023年、2024年は一次試験に合格することができず、この時は本当に受験自体をやめようかと、何度も思いました。しかし、先生とのレッスンを通して、日本人でありながら知らなかった日本に関する知識や歴史など、多くのことを学ぶことができ、授業が楽しく、受験を続けることができました。そして、ようやく2025年に一次試験に合格し再び二次試験へ進むことができました。
10分間の試験はあっという間に終わりました。まず、日本人の試験官の方から鉛筆と紙は、机の上に置いてあるものを使用するように、との指示がありました。プレゼンのお題(①こんにゃく、②阿波踊り、③ゴミの分別)が書かれた紙を渡され、①こんにゃくを選びました。こんにゃくの定義を言ってから、こんにゃくの知識がなかったので、おでんに合うということを話しました。その後、どこでおでんを食べることができるか、など質問されました。逐次通訳は、茶室についてでした。茶の湯は、先生とのレッスンでしたことがあり、茶道を習った経験があったので、落ち着いて答えることができました。シチュエーションも茶道体験をしたいが、正座ができないので、どうしたらよいか、という内容だったので、茶室にいるスタッフに椅子を用意してもらうと、安心して体験できます、と答えました。話しやすい内容と、先生のレッスンで繰り返し、練習していたので、冷静に答えることができました。
何回も不合格になりながら、最終的に合格できたのも、PEP英語学校で、過去問を何回も練習していただいたおかげだと実感しています。二次試験を終えた後、間違いにも気づきました。自分の英語力をさらに磨き、自己研鑽に努めていく必要があると感じました。将来、外国人旅行者の方々に安心して日本を訪れていただき、心から「楽しかった」と思っていただけるような通訳案内士を目指して、努力していきたいと考えています。