先日の12日は酉の日で、関東では各地で酉の市が行われました。
YouTubeで検索すると、さっそくいろいろな動画が上がっています。
通訳ガイドは、日本の事物について広く知っていることが求められますが、やはり「何でも知ってる」という状態になることは至難の業です。
そんなとき、疑似体験をさせてくれるのがYouTubeです。
私も『モデル・プレゼンテーション集』を執筆する際、自分がなじみのないお題についてプレゼンを書く場合に、よくYouTubeでその題について疑似体験をしてイメージ作りをすることがよくあります。
そうすると、まるで実際に自分で経験したかのような錯覚に陥り、「見てきたようなことを言う」が可能になったりします(笑)。
実際、YouTubeをはじめとするソースで予習した後、しばらくして本当にその経験をするチャンスが訪れることもあります。
そんなとき、目の前にあるのは、かつて見たことのある光景であり、それは「2度目」の体験となります。よって、より深く効率的に新しいことを吸収できます。
こうして、効率的に学ぶと、これをこんどは自分で発信できるようになり、それが他の人の役に立つ、という好循環が生まれます。
便利な世の中になったものですね。
