昨日7月10日で、本年度の全国通訳案内士試験出願は締め切られました。
さて本日、7月11日は「ラーメンの日」だそうです。
日本で初めてラーメンを食べたといわれる、水戸光圀の誕生日が1628年7月11日であったことにちなむとか。
ラーメンは、訪日外国人観光客の間で人気の日本食なのは、ご存じのとおりです。
外国人の間で日本のラーメンが有名になったのは、SNSが発達した昨今ですが、ラーメンファン自体は昔からいました。
私が35年前、金沢へ旅行に行った際、ユースホステルでオーストラリア人女性の2人組と知り合いになったことがあります。一緒に街を刊行したのですが、昼時になり私が「何食べる?」と訊くと、2人は声をそろえて “Ramen!” と即答だったので、驚いたことがあります。
旨いものは古今東西、国籍、性別等、全く関係なく人気があるのですね。
(兼六園の菊桜)
全国通訳案内士試験二次口述にも、ラーメンはしばしば出題されます。
プレゼンでは、2020年度に出題されています。
It is said that the first Japanese to eat ramen was 17th-century Mito Lord Tokugawa Mitsukuni, the beloved old man in samurai dramas. Having learned about ramen from his Chinese teacher of Confucianism, he had it served to his vassals.
(最初にラーメンを食べた日本人は、時代劇でご老公として親しまれている、17世紀の水戸藩主、徳川光圀であったといわれています。光圀は、明の儒学者を通じてラーメンを知り、これを家臣らに振る舞いました。)
ラーメン、カレー、おでん、等は日本人にとって「ソールフード」(soul food)という言葉でまとめることができます。
これを覚えておくと、こうした題のプレゼンの締めで使うことができます。
Japanese soul food, ramen has always satisfied common folk and celebrities alike. Please try some. Thank you.
(ラーメンは日本のソウルフードであり、一般人か有名人かを問わず、多くの人々のお腹を満たしてきました。ぜひ食べてみてください。どうもご清聴ありがとうございました。)