早速出ました!

こんにちは。杉森です。

昨日の記事で、本年2023年度の全国通訳案内士試験のスケジュールの概観を、例年の例に従って私からお知らせいたしました。

最初の「ガイドライン公開」は、昨年度の例だと4/8でしたが、何と今年度は昨夕、JNTOのウェブサイトで発表されました。

2023年度全国通訳案内士試験(JNTOサイト)

まずガイドラインについては、昨年のものと変更なしでした。

試験運営受託者は、昨年までのTKPコミュニケーションズから、日販セグモ株式会社にかわります。これに伴い、全国通訳案内士試験事務局の連絡先等も変わります。

次にスケジュールですが、筆記試験合格発表が「9月下旬予定」となっており、例年より1月半ほど前倒しされた点が、変わっています。

これは従前「一次筆記試験(8月下旬)から筆記試験合格発表までの時間が長すぎる(11月中旬までの2カ月半)」との批判があったことに対応したものと思われます。

現在の一次筆記試験は全てマークシート式になっていますので、主催側も今回の合格発表の前倒しに、それほどの困難はなかったのでは、と想像されます。

そして、受験者にとって今回の変化は、一次の結果発表まで待たされる期間が短縮され、二次口述の準備に早く着手する動機づけになりますから、良いニュースといえます。

今回、発表されたスケジュールに、令和5年度版『観光白書』の公開予測を入れて、時系列に並べると以下のようになります。受験予定の方、迷っておられる方、とりあえずご自身のスケジュール帳に書き込まれることをお勧めします。

①ガイドライン公開:2023年4月3日(済み)
②官報公示:2023年4月下旬予定
③施行要領公開:2023年5月下旬予定
④願書受付:2023年6月上旬~7月上旬予定
⑤『令和5年度版 観光白書』公開:2023年6月中旬(予測、昨年は6/12)
⑥筆記試験:2023年8月中旬予定
⑦筆記試験合格発表:2023年9月下旬予定
⑧口述試験:2023年12月上旬予定
⑨最終合格発表:2024年2月上旬予定

▶PEPニュース
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