2022年度通訳案内士試験合格体験レポート

本質を突いた論理性の高い講義に感銘!私の口述対策は「杉森メソッド」とPEPの教材が全て

  1. 自己紹介岩崎 豪 様(神奈川県在住)
  2. 合格者体験談

    私は国家公務員をしております。この度2022年度全国通訳案内士に合格でき、ここに合格体験記を執筆できることを大変嬉しく思います。

    私の通訳案内士試験への挑戦は、7年前、2015年に遡ります。受験のきっかけは、この年に英検準1級を取得し、さらなる英語力の向上を目指したい、と思ったことです。

    2015年の最初の受験では、一次試験で「英語」を落としてしまいました。しかし、翌2016年、TOEIC Wで190点を取ることができ、英語科目の免除と前年の日本語科目全て合格による免除を得て、かなり早い段階から二次試験進出が確定する、という極めて有利な状況になりました。

    しかし、通訳案内士の口述試験は、私を簡単には合格させてくれませんでした。この時は、PEP英語学校の存在を知らなかったため、市販の参考書等を用い、独学で早い時期(6月頃?)から勉強をしていました。本番では少し手応えがあったのですが、ショックなことに不合格でした。敗因は、根本的な英語力の低さだったと思います。文法ミスや発音の知識の不足、通訳パートではカバーできていない部分が多く、プレゼンも短い時間で終わってしまったこと、などが思い当たる原因です。この時は、また一から一次試験を受け直す気力がなく、しばらく受験を保留しました。

    そして、根本的な英語力を養うため、2017年に英検1級に挑戦し、2回一次試験で落ちたものの、3回目に晴れて合格できました。これが職場で評価されて、2019年〜2021年の間、米国での勤務に恵まれ、その間に、発音や英語運用力を現地で高めることがきました。そして帰国後の2021年に、2016年の二次失敗の悔しさを晴らすべく、通訳案内士を再度受験することに決めました。

    ところが、2021年の一次試験は、英語免除(英検1級)で臨み、地理、歴史、常識、実務の4科目を受験したところ、思いがけず地理と実務を落としてしまい、二次に進めませんでした。2022年に当該2科目だけを一次受験し合格して二次口述へ進出。そしてこの度、最終合格することができました。

  3. PEP英語学校との出会い
  4. PEP英語学校を知ったきっかけは、YouTubeです。それまでは、他の通訳案内士対策スクールで勉強していたのですが、その学校の指導内容に疑問がありました。そこで、別のスクールを探し始め、杉森先生の二次試験対策の動画を見つけたのです。ここでの非常に論理性の高い杉森先生の説明に私は感銘を受け、私が6年前に失敗した点を全て指摘してもらった感じがして、杉森先生についていけば大丈夫だ、と確信しました。

    この動画では、たとえば、通訳パートに関して「『大体できればよい』という指導者がいるが、それはおそらく通訳をやったことがない人であり、通訳パートは通訳試験そのものであるので、聞き取る日本語を漏らさず全てカバーしなければならない」ということや、「『笑顔』は必ずしも要らない」ということなどが、説得力を持って解説されていました。恐ろしいことに、6年前、私は別のスクールで、全く逆のことを教わっておりました。そこでは、「通訳は大体できればよく、笑顔を忘れずに、最後は日英試験官に対して『ありがとうございました。Thank you.』と日英両語でお礼を言いなさい」など、英語試験の本質から外れた指導ばかりを受けていました。笑顔を作れれば受かるなら、そもそも誰もこの試験で苦労はしません。やはり杉森先生の言われる、根本的な英語での説明力や通訳力を高めなければ、この試験の合格はないと思います。私は杉森先生のYouTubeを見た時に、「6年前に杉森先生に出会っていれば」と最初のスクールに行ったことを後悔しました。

  5. 講座、教材、教授法で役に立った点
  6. 一次試験が終了後、自己採点により二次進出を確信したため、すぐにPEP英語の教材を購入しました。購入したものは、「動画ホーダイ(8月〜12月)」『2021過去問詳解(下巻)』『過去問詳解ダイジェスト(H27年度、H28年度)』『モデル・プレゼンテーション集 過去問編Ⅶ、Ⅷ』『逐次通訳七番勝負!』です。私は仕事の都合上、杉森先生の講座を直接受けることができなかったため、これらの教材だけを独学で勉強して臨みましたが、しっかり合格を勝ち取ることができました。これだけで相当なボリュームで勉強するのは非常に時間を要しましたが、無駄なものは全くなく、全て素晴らしい教材ばかりです。

    「PEP動画ホーダイ」: 通訳パートの練習には、これより優れたツールはありません。ここでは、動画内で杉森先生が読み上げてくれる日本語をメモにとり、1分間の自動タイマーを使い通訳する、という実際の試験と同じやり方で訓練ができます。杉森先生は、通訳パートは、英語に訳すことよりも、日本語を聞き取り、メモを取り、正確に日本文を聞き取る作業の方が難しい、ということを教えてくれました。つまりこれは、通訳パートにつき、日本語のメモ取り等の訓練を怠っていては、本番で失敗する、ということなのです。動画ホーダイでは、過去7年分以上の実際の試験の通訳問題を使用していますので、かなりの数の問題を練習することができます。こういうことは、他のスクールでは経験ができないはずです。

    私は「動画ホーダイ」で特訓をしたおかげで、細かいところを聞き逃さないように心がけるようになりました。たとえば、「○世紀半ば」の「半ば」とか、「A、B、Cなど」の「など」とか、「外国人観光客」の「観光客」とかを、しっかりメモに取るようにしました。こういうところに気を配る力は、訓練をしなければ身につきませんし、他の受験生と差がつくのは、こういう細かい情報をしっかり訳せているかだと思います。

    ・『過去問詳解』『モデルプレゼン』: プレゼンの勉強は、これだけで十分です。と言っても、私が買った教材だけでも相当な数(おそらく200本以上)がありましたので、勉強には多くの時間を要しました。他の学校や市販の教材は、単なる用語説明に終始しているものが多く、これで2分間話すのは不可能です。しかし、杉森先生の教材は全ての過去問のテーマそれぞれにつき、2分間の長さの模範解答を記載しているのです。やはり本番は、2分間のスピーチを求められるわけですから、プレゼンの構成も必要ですし、「スピーチの長さの感覚」を持つことが重要であり、そのためには、PEPの教材が最適です。ただ、私は全てのプレゼンを勉強する時間はなかったので、教材の中から色々な話題に応用できそうなテーマ(たとえば、神道・仏教に関するテーマ、相撲、花見、お盆など)を100問厳選し、模範解答を参考にしながら、それらを自分なりの表現に改めて、スピーチ原稿を「オリジナル化」させたノートを作り、それをひたすら見続ける勉強をし、合格できました。

  7. 二次口述本試験の様子
  8. 私は東京会場で、時間帯は、最初の午前10時の時間帯の3番手でした。試験官は60代の日本人男性と、25〜30歳のインド系の男性でした。最初に、名前、生年月日、住所を聞かれました。

    プレゼンのテーマは、①計画運休、②鳴門海峡、③お守り、でしたので、迷わず③を選択しました。①は過去問にもありましたが、カバーしていませんでした。「鳴門海峡」は地理的に馴染みがなく、説明はムリだと思いました。この点、③の「お守り」なら、神社や神道と絡めて2分間は話せそうだ、と直感したのです。「お守り」そのものは過去問での出題はなく、完全な準備があったわけではないのですが、『モデル・プレゼンテーション集』の「絵馬」の模範解答の構成を応用し、お守りの定義、お守りは神社で買え、交通安全のため車に置いておくことなどができる、等を話しました。その後、「神社と言えば、日本固有の神道の活動が行われるところであり…」と切り出し、神道の説明に切り替え、杉森先生のモデルプレゼンの模範解答をほぼパクってスピーチをしました(笑)。

    ここでお分かりのとおり、私が「お守り」を2分間話せたのは、教材(過去問)にあった「絵馬」と「神道」のプレゼンを練習していたからこそです。杉森先生がおっしゃられるように、この試験の合格には、過去問の研究が欠かせません。

    質疑応答では、自分自身がお守りを持っているか、お守りの値段、などを聞かれました。実は私はお守りを持っていないのですが、「車で通勤しているので、交通安全のため2つくらい持っていて、車に置いている。」と答えてしまいました。値段は正直知らなかったのですが、常識的に考えて、「高くて5,000円、安くて500円くらい」と答えて間に合わせました。お守りを持っているというのは嘘でしたが、自信満々な表情で、はっきり発音するようにしました。ただ本来は、嘘はつかないのが一番だと思います。これは反面教師として捉えてもらえればと思います。

    通訳パートは、80%くらいの出来でしたが、日本文の読み上げは、動画ホーダイよりは断然ゆっくりで、全く苦労はしませんでした。1つ上手く訳せなかった文は「焼酎は、ロック、水割り、お湯割り、レモンなどで割って飲まれます。」というところだけです(on the rocksのsが抜けるなど)。動画ホーダイの日本語の読む速度は、実際の試験で読まれる速度より早いため、本番は非常に簡単に感じました。しかし、これも訓練をしたからこそだと思います。

    最後の「実務質疑」は、「お客さんが日本酒と間違って焼酎を買ってしまった」という想定でした。これもPEPのブログや『過去問詳解』にあった対策法を駆使しました。たとえば、「レシートを持っていれば返品できる」ということを最初に言ってしまうと、コミュニケーションのやり取りがそこで終わってしまいます。そこで、まずは「間違って焼酎を買ってしまったこと、気の毒に思います。」と相手に寄り添う気持ちを示し、「でも焼酎も日本人には人気なので、トライしてみませんか?」と切り出し、会話を続ける姿勢を示しました。相手はどうしても日本酒が欲しいと言ってきたので、「それではレシートを持っていれば、返品ができますので、一緒にそのお店に行って日本酒を買いに行きましょう。喜んでお手伝いします」と締めくくりました。

    こうしてみると、私の口述対策は、「杉森メソッド」とPEPの教材が全てであり、そこには一切のムダがありませんでした。総じて、PEP英語学校を選んだことが最大の勝因なのは間違いありません。

  9. 今後の抱負、後進の方々へのアドバイス、メッセージその他
  10. 今回合格はしましたが、私の英語力はまだまだです。職業柄英語を使う機会は頻繁にあるので、さらなるスキルアップを目指したいと思います。将来、現職を退職した後は、ぜひ通訳案内をやってみたいと考えています。

    これから通訳案内士を目指される方につきましては、ぜひPEPの教材を信じて勉強をして欲しいと思います。私は一次試験終了後から二次対策を開始しましたが、これでは時間が足りませんでした。できれば、一次試験と並行して二次試験も対策するのが理想だと思います。頑張ってください。

受講者各個人に合わせた指導はプロの技!PEPのおかげで自信を得て合格!

  1. 自己紹介山内 真理子 様(北海道在住)
  2. 合格者体験談

    私は現在、主に子供に英語を教えています。ただ実は(これを言うと大半の方から「なんでその資格使わないの?もったいない」と言われ、また学費を出してくれた親に申し訳ない気持ちもあって、ひたすら隠しているのですが)、以前は獣医師として馬の診療に従事していました。

    獣医の仕事は、出産と育児のために辞めたのですが、山奥での生活(他人との関わりがあまりない)で育児ノイローゼのような状態になり、「何かしないと本当に自分の心が壊れてしまう」と思うようになりました。そんなとき、「そういえば昔、自分は英語が好きじゃなかったっけ?」と思い当たり、英語学習を再開。いろいろ調べるうちに、通訳ガイドの資格の存在を知りました。

    その後、JICA職員の方のインタビュー記事(「研修で来た外国人の通訳やお世話をしている」「通訳ガイドの資格がある」というような内容)を読んで、「自分もこの資格を取得できたら、獣医師免許も何らかの形で生かせるかも」と思ったのが、受験を決意したきっかけです。

    2年続けて受験した後に諸事情により受験を止め、6~7年のブランクを経て再挑戦しましたが邦文科目に邪魔をされ、なかなか一次試験を通過できませんでした(今回は2回目の二次試験、通算で8回目くらいの受験です)。今年度の一次試験は、一般常識と実務のみ受験しました(英検1級、歴史検定日本史2級、旅行業務取扱管理者資格で免除制度を利用しました)。

  3. PEP英語学校との出会い
  4. 一昨年は、コロナ規制で問題用紙が持ち帰れなかったために自己採点ができず、「二次に進めたかどうか…」とモヤモヤしている時に、二次試験対策について検索し、PEP英語学校を知りました(最初に見たのは「自己採点ができないからどうしようと悩む必要はなく、とにかく二次試験の準備に取り掛かりましょう」という内容の動画でした)。

    今年、再び二次試験に進めそうだと分かった時点で対策を検討。PEP英語学校を思い出し、まずは手ごろな金額で始められる「二次口述特別動画セミナー」を受講してみようと思いました(ここで、通訳の仕組や各課題の具体的演習方法などを習い、「この先生にお任せしてみよう」と思いました)。

  5. PEP英語学校の講座・教材・教授法で良かった点、役に立った点、その他の感想
  6. 最初に「モデル・プレゼンテーション」を見た時には、「こんなすごいプレゼンが自分にできるわけがない」と絶望的な気持ちになりました(英語力うんぬんではなく、そもそも日本語でも言えないことばかりでした)。それでも、とりあえず勧められた通り「タイマー音読」(専用の2分タイマーをかけながら、モデルプレゼンを音読すること)を繰り返すうちに、「2分あれば、十分このくらいの話ができるんだな」という感覚はつかめてきました。

    実際のレッスンでは、杉森先生は基本のパターンは示しつつも模範解答を押しつけることなく、「何の話なら1分間話せますか?」「このパターンとこのパターンだったら、どっちの方がやりやすいですか?」など、私の持っている知識や技量でまとまったプレゼンができるように導いてくれました(個人のレベルに合わせて指導することになるので、すごく大変ではないかと思いました)。おかげで練習を繰り返すうちに、私の知識レベルでも工夫次第ではこのくらいのプレゼンにはなるんだな、という自信が湧いてきました。

    また、実務質疑では「共感を示しましょう」「会話なので一方的にしゃべらないようにしましょう」というアドバイスが、すごく役立ちました。

  7. 二次口述本試験の様子
  8. モデル・プレゼンテーション

    50代くらいの日本人男性と40~50代の外国人男性が試験官でした。プレゼンのお題は「道の駅」を選びました。試験官が、私の話を聞いてうなずいたり、私が「道の駅には、温泉がある所もある」と言うと驚いたり、素直に反応してくれたので話しやすかったです。

    (実は試験が終わって帰宅した後に、私がプレゼン内で「道の駅には温泉がある」と言った時に私がイメージしていたのは「道の駅」ではなく「サービスエリア」だったことに気づき、「しまった!」と思いました。しかし、「モデル・プレゼンテーション」を見てみると、温泉を備えた道の駅も存在する、という話が書いてあり、ほっと胸をなでおろす、ということがありました)

    温泉のある「道の駅」のプレゼン例が掲載されている『モデル・プレゼンテーション集 過去問編⑪』

    「道の駅」は、過去問に2回(2015年と2019年)出題されていましたが、今回、自分が特に準備したり暗記したりしていたプレゼンのお題ではありませんでした。そこで本番では、一次試験の際に学んだ知識を活用して、「休憩場所」「情報の提供」「楽しめる場所」の3つの機能がある、ということを話しました。しかし、その際、「道の駅」の英訳語 “roadside station” がさっと口から出てきたのは、音読した「モデル・プレゼンテーション」が記憶のどこかに残っていたおかげかもしれません。

    プレゼン後の質問では「(私が住んでいる)北海道の道の駅でおすすめはどこか」ときかれました。実務質疑では、おすすめのラーメンを尋ねられて「北海道なら味噌が有名ですかね」と言ったら「君自身が好きなラーメンは何?」ときかれました。このように、丸暗記したような解答や一般論ではなく、自分自身の意見を問われることが多かった気がします。

  9. 今後の抱負、後進の方々へのアドバイス、メッセージその他
  10. 今後、今の仕事はしばらく続けるつもりですが、少しずつでも外国人観光客を案内していきたいと思いますし、獣医学関連の通訳などもできればいいなと思っています。これまで隠していた経歴を表に出して、積極的にアピールしていきます(堂々と言えることで、6年間の大学生活がムダではなかったと、ようやく思えてきました)。

    また、ずっと勉強している別の言語があるので、数年後を目途にそちらでもガイド資格を取りたいと思います。

    私は最初の数年、独学での合格を目指していました。もちろん、実力のある方や勉強時間がたくさん取れる方はそれもいいと思います。ただ今回、私は、プロの手を借りるのはすごく効率がよいことを実感しました。PEPの個人レッスンでは自分のレベルに合わせて指導してもらえたので、私は合格に向けて大きく前進できたと思っています。おかげさまで合格できました。本当にありがとうございました!

質量ともに充実の教材&個人レッスンで合格!プロデビューします!

  1. 自己紹介Y. H. 様(埼玉県在住)
  2. 合格者体験談

    私は現在、旅行会社に勤務しております。

    英語について私は、高校卒業後に7ヶ月アメリカに語学留学をしたものの、少し話せるようになっただけであり、仕事で使えるレベルではありませんでした。その後、10年近く英語は使わずにいて忘れてしまっていましたが、30歳を機にカナダ、オーストラリアにワーホリに行き、英語を勉強し直しました。

    通訳案内士は英語に関する唯一の国家資格だ、と高校生の時に聞いて興味はあったものの、私には絶対無理だと思っていました。ただ、英語の勉強をし直すたびに気になってはおりました。縁あって旅行会社に就職し、英語を使える環境に置かれ、ガイドさんにお仕事を依頼する側になり、やっぱり自分でもこの資格取得に挑戦してみよう、と思いました。

    一次筆記の全科目一発合格は絶対に無理だと思ったので、まず2020年に国内・総合旅行業務取扱管理者の両方と歴史検定2級、TOEIC Speaking test 160点に合格し、地理、歴史、英語の免除資格を取得しました。その上で、2021年に初めて全国通訳案内士試験を受験しました。結果、一次筆記は通過できたものの、二次口述で落ちてしましました。

    2022年は、一次筆記は全科目免除で通過、二次口述の準備に専念すべく杉森先生のレッスンを受け、このたび最終合格できました。

  3. PEP英語学校との出会い
  4. 最初の受験の前に、YouTubeで「通訳案内士」を検索した際、PEPの動画を見つけて、見ていました。その時は他の学校に通っていたので、PEPの動画は何となく見るだけでしたが、その中に「酉の市」を扱った動画がありました。

    そのすぐ後に、その年度の二次口述試験受けたのですが、何とこの「酉の市」がプレゼン課題としてズバリ出題されたのです。このとき、私は「あーーー、動画で言ってたのにー、ちゃんと覚えるほど見ておけばよかったー」と後悔し、2回目の受験の際は、PEPの講座を受けよう、と思いました。

    2021年度の出題ズバリ的中のYouTube動画

  5. PEP英語学校の講座・教材・教授法で良かった点、役に立った点、その他の感想
  6. Skype個人レッスンの受講を開始した際、まず教材が届いたのですが、その量!にまず驚きました(笑)。PEPのテキストには、日本人でも知らないような伝統的なことや文化的なことが、日本語・英語の両方でプレゼンテーション用にまとめてあり、とても勉強になりました。

    次に驚いたのが、全レッスンを一貫して杉森先生が担当してくださったことです。先生は、プレゼンでは2分プレゼンの本体の1分の部分を一緒に作る練習、通訳では新しい単語、全体を通して本番でどうやって組み立てればいいのか、を練習してくださったので、本番でもそれをそのまま実践できました。

  7. 二次口述本試験の様子
  8. 試験会場では最初に、テーブルと椅子がある控室に通され、そこでは電子機器以外のテキスト等は見ることができ、お手洗いに行くことができました。しかし、結構すぐ他の場所に移動になり、そこから先は何も見てはいけなかったので、待ち時間はとても長く感じられました。

    英語の試験官の方は、ブリティッシュ系の英語を話す人でした。ちなみに日本人の女性の方は終始ニコニコしてくれていて、通訳文を読むのがものすごーーーくゆっくりで逆にビックリしました。

  9. 今後の抱負、後進の方々へのアドバイス、メッセージその他
  10. これからこの試験にチャレンジされる方は、一次筆記試験の全科目を一気に突破するのは結構大変だと思うので、科目免除資格を取ってから本試験の受験を始めるのがおすすめです。

    私は今後、旅行会社を退社し、フリーランスのガイドとして少しずつ経験を積んでいきたいと思っています。

楽しいレッスンと素晴らしい教材! 満を持して合格

  1. 自己紹介E. N. 様(東京都在住)
  2. 合格者体験談

    私が通訳案内士の事を知ったのは、まだ大学生の頃でした。ぼんやりとした憧れは持っていたものの、海外留学や海外勤務の経験もない私が、流暢に英語を話しながら海外のお客様を案内するのなんて無理だ、と思っていました。ただ語学は好きで、英会話学校に通ったり、英検などの資格試験によくチャレンジしたりしていました。

    そうしながらも、やはり日本の素晴らしい文化や伝統を紹介する通訳案内士への思いは捨てきれず、一念発起して難関試験に挑むことにしたのが3年前です。

  3. PEP英語学校との出会い
  4. 一次試験はほぼ独学でできましたが、二次試験には苦労しました。そこで、やはりプロの助けが必要と思い、まず、あるスクールのオンラインレッスンを取りました。

    ここで知り合った生徒さんがPEPの講座を取っていらして、その方から「杉森先生はとても丁寧で真面目な先生だ」と伺ったのです。「特に通訳は専門の方なので、信頼できる」ともおっしゃっていました。

    そこで、早速PEPさんのホームページを拝見し、個人レッスンができるという点に惹かれました。大抵のスクールは基本グループレッスンですが、プライベートでじっくり弱点を補強したいと思ったからです。

  5. PEP英語学校の講座・教材・教授法で良かった点、役に立った点、その他の感想
  6. 杉森先生と面談後、すぐにPEP入会を決め、通訳、プレゼンそれぞれ週1度レッスンを取りました。それでも1年目は不合格でした。合格できた今年度は、一次試験からの再挑戦でかなり辛かったのですが、昨年の反省点(実務質問がうまく答えられなかった)を踏まえ、勉強を進めました。

    プレゼンテーションについては、書籍『過去問詳解』のモデルプレゼンを、時間を計りながら何度も音読しました。

    こうして、時間感覚を体に覚えさせました。ただし、杉森先生のモデルプレゼンは非常に格調高いので、先生のエッセンスを取り入れながら、自分に合わせて覚えやすいようにプレゼンを作り替えました。

    実務質疑についても『過去問詳解』では丁寧に解説されていて、そこからいくつもの実践的な会話表現を学びました。

    通訳について、「PEP動画ホーダイ」を利用しました。

    動画ホーダイは、通訳問題の練習に最適でした。動画の中の先生が問題文を読み上げてくれるので、家族に頼んで読んでもらう必要がなく、助かりました。先生のやや速めの読み方についていくのは大変でしたが、かえってこれが、とても良い練習になりました。

  7. 二次口述本試験の様子
  8. 本試験で、プレゼンのトピックは「道の駅」を選びました。このお題は、『過去問詳解』で学んでいたので、余裕を持ってスピーチできました。

    通訳は「ラーメン」でしたが、普段の練習よりも容易に感じました。

    実務質疑もラーメンに関する事でしたが、『過去問詳解』でガイドらしい表現や対処法を学んでいたので、落ち着いて答えられました。

  9. 今後の抱負、後進の方々へのアドバイス、メッセージその他
  10. 通訳案内士試験の勉強は大変でしたが、先生とのレッスンは楽しいものでした。これは、レッスンが各生徒のレベルに合っていて、そして、先生の的確なアドバイスと温かい励ましの言葉があったおかげです。

    今回合格できたのは、PEPさんの素晴らしいレッスンと教材のおかげです。本当にありがとうございました。これからは、以前から勉強している中国語の資格も取りたいです。