2020年度通訳案内士試験合格体験レポート

「親切で丁寧なサポートに感激!
的確なアドバイスと温かい合格グッズで難関突破!」

合格者体験談

 私は現在、主婦をしています。英語の資格は、英検準1級とTOEIC885を持っています。
 学生のころから、よく海外旅行をしてきました。スイスに長期滞在したり、イギリス・イタリアでは語学留学で一般家庭にホームステイしたりしていました。その後、日本語教師としてカンボジア滞在するなど、海外と関わる経験を重ねるうちに、「日本の素晴らしさを外国人に紹介したい」という気持ちが強くなりました。通訳ガイド試験は、若い頃に受験経験があるのですが、「合格を目標にゼロからもう一度勉強し直したい」と思い、受験を決めました。本年度の一次筆記試験は、「日本地理」「一般常識」「通訳案内の実務」が前年度合格のため免除、「日本歴史」も歴史能力検定2級合格で免除でしたので、「英語」のみの受験で無事合格でき、二次口述へ進むことができました。

 PEPのことはYouTubeで知りました。自分でも二次口述試験の準備は進めていたのですが、実践的な練習については一次合格発表までほとんどできていませんでした。残り1か月と時間も迫り、慌てて二次口述対策できる学校を調べたところ、オンラインレッスン可で時間の融通も利くPEPの存在を知りました。学校案内の動画があったので、レッスン内容や講師の先生について前もって知ることができ安心でした。また、杉森先生自らご出演の「面接再現動画」もYouTubeで見ました。他ではあまり見られない、受験者には貴重な情報を公開していることで、さらに興味を持ちました。
 メールで問い合わせたところすぐに対応していただき、まずはスカイプで面談の上、PEPに関してわからないことを細かく質問できました。この際に、お話をじっくり聞くことができ、料金や、スケジュールの立て方などいろいろな不安要素を解決できました。その場でレッスンを決める必要もなく、後日思い出した質問などもメールで受け付けていただけました。一人ひとりに、時間と労力のかかる丁寧な対応をしていて良心的、という印象を受けました。最終的には、二次口述試験に特化した臨場感あるレッスンと、有資格者で通訳経験者の杉森先生からマンツーマン指導を受けられる、という2点が決め手でした。

  1. 『モデル・プレゼンテーション集』
     教材の中で『モデル・プレゼンテーション集』は、プレゼンの勉強をするにあたって、どこから手をつければよいかわからない場合に、「モデル」として非常に参考になります。この本を読むと、自分のプレゼンテーションを作る際に様々なヒントが得られます。もっと早い時期から読んでいれば、日本事象についても効率よく学べたのに、と思います。時間的余裕がなかった私の場合は、確認用の辞書のように使用しましたが、わからない情報がすぐに得られて時短になりました。
  2. 『全国通訳案内士試験 二次口述過去問詳解』
     次に『過去問詳解』についてですが、解答・解説はもちろんのこと、傾向と対策、ガイドラインについて詳細に分析されていたので助かりました。こうした情報を前もって知っていれば準備の心構えも変わり、格段に戦略を立てやすくなります。特に「試験会場関連情報」は、会場の雰囲気、付近の様子、受験に当たっての注意など、当日のイメージ作りにとても役立ちました。本番は誰でもかなり緊張するので、当日の流れを知っているのと知らないのとでは、パフォーマンスに大きな差が出ると思いました。
  3. DVD「逐次通訳番勝負!シリーズ」
     それから、DVDの「逐次通訳番勝負!シリーズ」も役に立ちました。プレゼンテーションは一人で練習することができますが、逐次通訳ではなかなか困難です。このシリーズを使い、初見の問題を練習して、逐次通訳独特のコツも徐々につかめました。
  4. Skype個人レッスン
     レッスンでは、「プレゼンテーション」または「逐次通訳」を選んで組むことができます。また先生のコマが空いていれば、必要に応じてレッスンを増やすことができ、前日までなら内容変更も可能だったのでカスタマイズしやすくて便利でした。苦手分野や、話す内容についても具体的なアドバイスをその場でフィードバックとしてもらえますし、細かい質問にもすぐに答えていただけることがとても助かりました。

 私は、杉森先生からのアドバイスを参考に、本試験1週間前の日曜日に会場の下見に行きました。幸いその日はTOEICテスト会場になっていたので、受験者と一緒に構内へ入り、自分の受験予定の校舎前まで近づくことができました。下見したことで交通機関・所要時間をチェックし、会場を実際に見たことで当日のイメージを具体的に持つことができました。
 受験が近づくと受験者はだんだん追い込まれがちですが、そんな頃にPEPから「通訳案内士祈合格」の合格祈願セットが送られてきてほっこりとしました。同封の合格グッズと激励メッセージのお陰で、本番へと気持ちを新たにでき、同時に、温かいお心づかいに励まされました。
 試験当日は、PEPの合格グッズを携え会場へ。「まさに国家試験会場!」と思わせる独特の緊張感に包まれていました。お手洗いは挙手をしてから係員に引率されてグループで一緒に行き、全員揃ってからでないと戻れません。また、私語は一切禁止でした。初めの待合室で「人間てこんなに緊張できるもの?」ともう一人の自分が感心するほどの緊張感の中、移動までの時間を過ごしました。個人的なアドバイスですが…最後は神頼み、ではないですが、何かリラックスできるお守りやグッズがある方は持参するのもよいかもしれません。私はPEP合格セットのほかにパワーストーンをバッグに忍ばせていました(笑)
 試験官は外国人1名と日本人1名で、日本人試験官はタイムキーパーと試験全体の管理を担当していて、終始緊張しているように見えました。質疑応答では、杉森先生からご指導をいただいた通り「会話のキャッチボール」に努め、自分だけ話しすぎないように意識しました。

  1. 今後の抱負
     これでスタートラインに立てたというのが実感です。この資格を今後どのよう生かしてゆくか、は自分次第と思っています。英語については、この先TOEIC900点と英検1級合格を目標に勉強を続けるつもりです。日本文化では特に食文化と伝統工芸・美術について興味があるので、この先さらに学んでゆけたらと考えています。そして将来日本が外国人観光客でまた賑わう日に備え、今できることを楽しみながら準備しておきたいと思います。
  2. 後進の方々へのアドバイスその他
     全国通訳案内士試験は長丁場にわたり、心身ともに本当にエネルギーが必要な試験だと思います。時の運もあり厳しい試験ではありますが、免除獲得なども含め、勉強開始時からご自分のスタイルに合わせたプランを練ることをお勧めします。一次筆記と二次口述の両方通過できて初めて合格となることを考えると、二次も早くから視野に入れておくことが重要だと思います。これから受験をされる皆さまのご健闘を心よりお祈り申し上げます。

「理論に基づいた的確なアドバイスに納得!
楽しく良い緊張感で進んだレッスンで合格!」

合格者体験談

 私は25年以上、大学の職員として留学生や外国人の先生方の受け入れ業務に携わっており、プライベートでも国際交流活動をボランティアで行っていました。その間、研修で1年間米国留学も経験しましたが、50歳の時に介護離職。英語を忘れないように、また、いずれ介護が一段落した後の社会復帰、第二の人生の生きがいとするために、全国通訳案内士試験の受験を思い立ちました。
ところが、一次筆記試験に思いのほか手こずり、最終合格まで4年もかかってしまいました。1年目は、「英語」はTOEIC905点で免除でしたが、「日本地理」が不合格。2年目も「日本地理」が不合格。3年目は「日本地理」と他の科目が合格したにもかかわらず、TOEICの期限が切れていて受けた「英語」がまさかの不合格。もうあきらめようかと思った4年目の今年、コロナ禍前に受験したTOEICが900点で何とか免除となり、「通訳案内の実務」のみ再受験し、ようやく一次試験を通過することができました。

 PEP英語学校は4年前に、二次口述試験準備のために購入した『過去問詳解』を通じて存在を知りました。また、YouTubeで配信されていた東京でのセミナーや小教室での通訳レッスンの様子を視聴し、理論に基づいた講義や指導に「他のスクールにないもの」を感じました。地方に在住していることもあり、「私にはSkype個人レッスンしかない」と直感で受講を決めました。とはいえ、肝心の一次試験が通らず、4年前は問合せのみ、昨年度は途中で中断。必ず戻ってくることを誓いながらも、二次試験のレッスンを再開したのは今年度10月初めでした。

 Skype個人レッスンを週2回、通訳、プレゼンと交互に約2カ月間受けました。毎回のレッスンを模擬試験と見立て、良い緊張感の中で勉強のペースを保つことができました。レッスン外の自習では、通訳についてDVD書籍テキスト『逐次通訳七番勝負!』に収録の短文から始め、コツをつかんできたら徐々にDVD『逐次通訳六番勝負!』、『過去問詳解』の長文を繰り返し練習しました。プレゼンについては、『過去問詳解』や他の日本紹介本を参考にしながら自分の原稿を用意して、2分で言えるように練習しましたが、完全に暗記するのは不可能だとわかり、途方に暮れた時期もありました。そんな中、レッスンで杉森先生のご指導の下、Introduction, Body, Conclusionの三段階に分けて話す項目を列挙し、頭を整理した後、再挑戦したり、メモを圧縮、解凍したりして行うやり方を教えていただき、苦手なプレゼンも徐々に克服していくことができました。また、毎回のレッスンでは、とりあえず言えたけどより適切な言葉、洗練された表現など教えていただけたので、試験勉強をしながらも楽しく学習することができました。Skype個人レッスンを繰り返し行うことにより、最初は手も足もでなかった逐次通訳もプレゼンも、時間管理を含め少しずつできるようになってきたことは大きな自信となりました。今年から配信して下さっていたYouTubeの動画講義やアドバイスを観たり、「面接再現動画」を利用したりしながら練習したことも、独学をしている私にとっては良い刺激となりました。

 私が受けた試験会場は、東京の成蹊大学でした。地理的に不案内だったこともあり、心配で早く会場に行ったところ、コロナ対策のため建物の中に入れず、外で1時間近く待つことになりました。だんだん手足が冷えてくる中、合格応援グッズでいただいたカイロには本当に助けられました。
 試験前の待合室では、マウスシールドが配布され、ヒモをつけるだけの組み立てでしたが、これまたYouTube動画でのアドバイス通り、事前に家で練習しておいたので心理的に余裕が持てました。

  1. プレゼンテーション
     面接官は日本人の女性と欧米人の男性で、簡単な日常会話の後、プレゼンの題目が書かれた紙を渡されました。テーマは、「新しい生活様式」、「高野山」、「入湯税」でした。「高野山」は2日前に過去問題をなるべく拾っておこうと見ていたお題だったので、「高野山」を選びました。一般的な説明はできても、訪れたことのない高野山は、質疑応答で突っ込まれたら私の乏しい観光知識だけでは太刀打ちできません。『過去問詳解』に出ていた高野豆腐の話が頭に残っていたので、後半は精進料理に絡めて話しました。試験官もそんな私の意図を汲んでくれたのか、質疑応答では「高野豆腐はどのように料理するのか。」と尋ねてくれ、そのお陰で何とか乗り切ることができました。自分の好きな分野である食べ物の話に持っていくことができ、胸をなでおろしました。
  2. 逐次通訳
     通訳課題は日本酒についてでした。少し長めの文章でしたが、読むスピードはゆっくりで、時間も1分から1分半で訳して下さいとのこと。これまでの厳しい(?)Skype個人レッスンのお陰で、正直、易しく感じられたくらいです。
  3. 実務質疑
     その後、「『購入した日本酒が違うブランドだった』という60代男性観光客への対応」という設定で実務質疑が始まりました。「実務質疑のパートでは頭を切り替えて会話形式で進めるように」との教えを意識しつつ対応し、最後は試験官が「通信販売はできるのか?」といった助け舟を出してくれ、自然に会話を終わらせることができました。
  4. 今後の抱負、後進の方々へのアドバイス、その他
     今後はまず、日本人の生活文化や地域の観光情報などを、ブログやSNSで少しずつ紹介していきたいと考えています。また、私自身も趣味と実益を兼ね、少しずつ日本の観光地を訪れ、将来ガイドができる日に備えたいと思っています。
    後進の方々へのアドバイスとしては、杉森先生もおっしゃっている通り、「過去問題の研究なくしては合格なし」につきるということです。今年は、時事問題としてコロナ関連のお題もいくつか出ましたが、過去問題を押さえておくことは最も手堅い準備なのだ、と改めて痛感しました。繰り返して出題されるテーマは外国人観光客の関心事であり、ガイドになった後も必要な知識なのだと思われます。
     全国通訳案内士試験二次口述の過去問題の研究では、PEP英語学校のテキストが唯一きちんとまとめられた出版物です。そのテキストを執筆されている杉森先生から直接指導を受けられるSkype個人レッスンは、在宅で密度の濃い授業を楽しく受けられるのでお薦めします。頑張ってください!

「的確なフィードバックが得られる個人レッスンで合格!
さらに上を目指してPEPで学びます!」

合格者体験談

 私は日本語教師としてシンガポール、ロンドン、中国で現地の学校や語学学校で教えていました。海外に出て、いかに自分が日本のことを知らないか、また自分の言葉で話せないか、を痛感させられました。
 帰国後、中学校の英語の教員免許を取り、中学校で英語を教えつつ海外での経験を生徒たちに話したりしていました。通訳案内士のことは知ってはいましたが、「自分には無理だ」と思い、なろうなどとは思っていませんでした。しかし後にTOEICで845点取れたので、「受験してみようかな」という気持ちになりました。自分は日本語教師としても中途半端だったので、「ここでちゃんと勉強して、日本のことを英語で伝えられるようになりたい」と思い、受験することにしました。
 一次筆記試験につき、一度に5科目すべてを受けるのは大変そうだったので、免除科目を得るべく、まず大学センター試験の「日本史B」と「現代社会」を受けました。「日本史B」は免除点をクリアできましたが、残念ながら「現代社会」は数点足りず免除になりませんでした。こうして、残りの4科目を本試験で受けました。結果は、英語を甘くみていたせいか、英語だけ不合格でした。再チャレンジの今回は、一次筆記試験は英語だけを受験し、合格して二次に進むことができました。

 最初の一次筆記試験の後、会場の前で、PEP英語学校のフライヤーを受け取ったのがきっかけでした。帰りの電車の中で読み、またYouTube動画も視聴して、「二次対策は絶対にPEP英語学校のレッスンを受けよう」と思っていました。

 一次筆記試験合格後、Skypeでのレッスンを受講する前に、PEP英語学校の教材を購入し、独学で勉強していました。二次口述試験で必要な語彙や言い回しがまだまだ足りないと思ったので、必死に覚えました。外国語訳の対策には『逐次通訳七番勝負!』がとても役に立ちました。何度もDVDを見てメモを取る練習をしました。『過去問詳解』にも目を通し、語彙や言い回しなど覚えられたので良かったです。
Skype個人レッスンでは、直前1か月前から週3日レッスンをしていただきました。杉森先生とのマンツーマンレッスンでしたので、私の弱点を的確に指摘していただき、こちらの要望にもすぐに応えていただくことができ、とてもありがたかったです。『過去問詳解』や杉森先生のアドバイスをもとに、自分でもプレゼンテーションの原稿を30本作成して覚えました。実務質疑についても丁寧に指導、アドバイスをいただけました。YouTube動画も大変参考になりました。

 時間にかなり余裕をもって行ったのですが、電車でプレゼン原稿に目を通していて、うっかり下車駅を乗り過ごしてしまうというハプニングがありました。幸い、それでもなんとか間に合いました。このことで「これ以上もう悪いことは起こらない」と逆に開き直り、本番では緊張することもありませんでした。今回はコロナ禍でマウスシールドを装着しての受験でしたが、組み立ては簡単でした。面接中は、大きな声で話すように気を付けました。

  1. プレゼンテーション課題
     お題は「サブスク」「鎖国」「お食い初め」の三択でした。「サブスク」も「お食い初め」も準備がなかったので、「鎖国」にしました。鎖国の定義を言ってから、日本はオランダ、中国、韓国とだけ貿易を行っていたこと、鎖国は江戸時代に行われ、日本独自の文化が発展したこと、例として浮世絵を挙げ、有名なのは北斎の「富嶽三十六景」で西洋の画家のゴッホやモネにも影響を与えたこと、産業革命が起こり日本は開国をせまられ、西洋の文化が入ってきて近代化されていったこと、などを取り入れて話しました。最後に “I hope this helps you appreciate Japanese History. Thank you.” と言ったところでちょうど時間になりました。
  2. プレゼンテーション質疑
    問:なぜ日本はオランダ、中国、韓国とだけ貿易をしたのか?
    答:キリスト教を日本に持ち込まないという条件で貿易ができたからです。
    問:オランダと関係のある日本の場所は?
    答:長崎です。長崎は貿易の窓口となっていました。(オランダ村のことを言おうとしたところで外国語訳に移ってしまいました)
  3. 外国語訳
     印鑑の文化について、以下のような文章でした。日本人女性の試験官がかなりゆっくり言ってくださったので助かりました。
    「日本には印鑑の文化があり、1000年以上遡ります。印鑑は個人や会社で使用されています。テレワークにより、印鑑の使用をやめようという動きがあります」
  4. 実務質疑
    シチュエーション:ガイドで商店街を案内していて印鑑の店があり、旅行者が興味を持ち、ぜひ作りたいと言っている。しかし、明日出発するため時間がない。印鑑を作るには時間もかかり、海外発送もないという。旅行者にガイドとしてどう伝えますか?
    まず、印鑑を作るには時間がかかること、海外発送はないこと、を試験官に伝えました。また日本に来る機会があるか尋ね、もしそうなら「希望の印鑑を聞き、お店で作ってもらい、次回来日の際にお渡しするのでどうか」と言いました。「好きな漢字の音や意味などあると思うので」と言ったところ、「漢字は読めないし、どう作ったらいいか分からない」という返答でした。日本人のお友達がいるか訊いたところ、「いない」と言っていました。試験官の方から「ホテルだと海外発送しているから、お店から直接ホテルに持っていき送ってもらえないか」と逆に提案されたので、「それはいい考え」と同調し、「まずお店とホテルにそれができるかどうか聞いてみます」と話したところで時間になりました。

 まだまだ語学力も知識も足りないので、引き続き勉強していきたいと思っています。PEPの会議通訳小教室でもっと通訳の力をつけたいと思っています。
 二次試験はかなり緊張しますので、本番同様の練習ができるPEP英語学校をお勧めします。プレゼンテーションではあまり得意でないお題が出ても対応できるようになりますし、外国語訳は、初めての問題でフィードバックしてくれる方がいないと何も学べないので、杉森先生の存在は大きいと思います。実務質疑も相手の目を見てコミュニケーションをすること、一方的に話さず相手の意見も聞くことが大事だということを教えていただけたので、合格につなげられたのだと思います。

「5年越しの受験勉強、最終年にPEPのレッスンで合格!
もっと早くPEPで受講しておけばよかった!」

合格者体験談

 私は、公務員をしています。約10年前に大学の研究支援機関に異動になり、周囲に海外からの留学生や研究者の方がたくさんいたので、自分も英語を話せるようなりたい、と思い英語学習をスタートしました。
 当初は、大学受験レベルで、英文を読むことならある程度できましたが、聞く・話すは全くできない状態でした。そこで、まずは英検とTOEICを受けて英語能力の向上を目指しました。こうして英語学習を続けているうちに、通訳案内士という職業があることを知り、その資格を得るべく、全国通訳案内士試験にチャレンジしてみよう、と思い立ちました。私は港湾関係の仕事も担当したことがあり、その際、インバウンド観光客がクルーズ船でたくさん来るようになったのを目の当たりにして「もしかしたら、この資格が仕事に役立つかも」と思ったこともチャレンジのきっかけでした。
 結局、最終合格まで5年かかりました。挑戦1、2年目は、本試験を受ける前準備として、一次筆記試験の科目免除を得るべく、他の試験を受けました。日本歴史と一般常識の免除を狙って大学入試センター試験で日本史Bの60点以上と現代社会の80点以上を、そして英語の免除を狙ってTOEICの840点以上を目指しました。センターは2回目でクリアしました。TOEICも840点を取れたのですが、直後にTOEICの免除点が900点に引き上げられてしまったので、TOEICによる英語免除は諦めました。こうして、最初の2年で日本歴史と一般常識の免除資格を得られたので、挑戦3年目からいよいよ、本体の全国通訳案内士試験を受け始めました。
 最初の受験では、筆記の英語が受からず、一次で敗退しました。2回目では、一次筆記を通過し二次口述試験まで進めましたが、結果は不合格でした。挑戦5年目、本試験3回目でやっと最終合格できました。今思えば、4年目でPEPの杉森先生のレッスンを受けていれば、二次口述試験は1回で合格できたのでは、と感じています。

 本試験受験2回目で二次口述試験が終わった直後、YouTubeでPEPの杉森先生の動画を発見しました。私が二次口述試験でやってしまったのと同様の事を、絶対にやってはいけないミス(プレゼンが時間内に終わらない、実務質疑では会話をせずに一方的に話す等)として、杉森先生がズバリ紹介しておられ、なるほどと納得できたので、ぜひPEPで二次口述 対策講座を受けてみたいと思いました。

 PEPの指導は、徹底的に過去問中心でした。合格した最後の年は、過去問の勉強しかしませんでしたし、他のことをする余裕もなかったのですが、結果的にこれが合格につながったと思います。入会時に購入したテキスト『過去問詳解』の7年分をとにかくこなしました。
 試験本番で、テキストの模範解答と同レベルのパフォーマンスはもとより望むべくもないので、模範解答と先生の理論を参考に、今の自分の知識と語学スキルで可能な、自分なりの解答をするように心がけました。
 Skype個人レッスンでは、先生の理論にあてはめた自分なりの解答を先生にチェックしてもらい、上手くいかなかった点を反省し、次回またチャレンジする、といった進め方をしました。事前に準備していた課題以外は毎回グダクダな解答しかできませんでしたが、先生の丁寧かつ優しいダメ出しのおかげで、挫けることなくレッスンを継続できました。
 後述の「試験当日の様子」で述べる通り、本番では、限られた時間内で、焦りや緊張もあり、理想と考える解答の半分にも至らなかった、という感触でした。しかし、Skype個人レッスンで徹底して解答パターンにはめ込む練習ができたことにより、不十分ながら何とか体裁を調えることができて合格点を取ることができたのかなあ、と思っています。

 後から思うと、プレゼンのお題は「ラーメン」を選び、「お薦めのラーメンは…」という展開にすべきでした。実務質疑では、先行した通訳課題の問題文の中にせっかく「コロナ」というキーワードがあったので、「コロナ対策で、ハンドタオルやペーパータオルがないんですよ」と試験官が納得してくれるような展開にすべきだった、と反省しました。しかし、こうした点にもかかわらず合格できたのは、先生の最後の教えだった「丸っと終わる」、「諦めず会話を続ける」を守ったからだったのでは、と感じています。以下は、私が試験直後に書き留めたメモです。

  1. プレゼンテーション課題
     プレゼンテーションのテーマは、「一期一会」「熊野古道」「ラーメン」の三択でした。以下、私のプレゼンの概要です。
     一期一会は、ワンス・イン・ア・ライフタイム・エンカウンターです。
     これは、日本のユニークなコンセプトで、茶会でみられます。茶会は、ティーマスターの千利休が完成させたもので、この一期一会を重視します。茶会では、ホストがゲストを茶器、和室、日本庭園でもてなします。これらが、一期一会のコンセプトの下で重視されます。茶会では、ゲストとホストは平等です。一期一会のコンセプトの下で、平等です。もし茶会に関心がありましたら、茶会に参加することをおすすめします。もっと一期一会について、知ることができると思います。ご清聴ありがとうございました。
  2. プレゼンテーション質疑
    試験官:難しいテーマでのプレゼンをありがとう。なぜ日本人は、そんなに一期一会を重視するの?
    私:日本人のコンセプトには、神道があります。神道では、礼儀や人との距離や、静かさを大切にします。また、禅の精神も深く関係していると思います。
  3. 通訳課題文
     日本では、神社に入る前に、手水屋で、清めのために手を洗います。日本では、いつも手を洗う習慣があります。小学校では、子供達に手を洗うことの大切さを教えています。これが今のコロナウイルス拡散防止に役立っています。
  4. 実務質疑課題文
    ショッピングセンターで、お客様が手を洗った後に、ハンドタオルやペーパータオルがない、と不満を言っています。15~20人のツアーです。
  5. 実務質疑応答
    私:ご不満について、申し訳ありません。日本人は手を洗う習慣があるので、ほとんどの人がハンカチを持っているんです。ご不便かけて、すみません。
    試験官:困っているのです。何とかなりませんか?
    私:私のを貸しましょうか?
    試験官:(笑)いやーぁ、困ったなぁ。
    私:日本人もハンカチ忘れたら、手を振って乾かしますよ。
    試験官:(笑)でも何とかならないかなぁ。
    私:サービスカウンターに行ったら、ペーパータオルを借りられるかも。
    試験官:(笑)じゃー、どこかで買えない?
    私:(ああそういうことか!)どこでもたくさんありますよ。コンビニでも、ショッピングストアーでも、ハンカチやペーパータオルでもたくさん売ってますよ。

 私は技術士(建設部門)の資格を持っているので、通訳案内士の資格と併せて使って訪日外国人の方や観光関係の方々とコミュニケーションをし、魅力的な観光地づくりなどに活かせればと、まだ漠然とですが、考えています。

 私の場合、5年という長い期間が掛かってしまいましたが、それだけに、諦めずにコツコツと努力を続ければ、この試験は合格できると実感できました。今後、受験される方も諦めず頑張って下さい。