過去問の使い方

全国通訳案内士試験の二次口述まで、あと55日です!受験準備の方はいかがでしょうか。

さて、受験準備で最も重要な情報は過去問であることは、もはや異論のないところですが、具体的にどのようにこれを学習していけばいいかについて、今日は課題ごとにお話します。過去問の情報源としては、PEP出版書籍の『過去問詳解』を念頭に置きます。

◆プレゼンテーション課題
私が「二次特別動画セミナー」の第2講で述べたように、プレゼンテーション課題は「ガイディング」の疑似、というのが試験上の位置づけです。よって、プレゼンは、「ガイド試験」の最も中核となる課題といえます。

この学習方法は、「守破離」です。

守:モデルを音読する、暗唱する(タイマー音読)
破:モデルをアレンジする、モデルをメモ化し、そのメモから話すようにする(圧縮解凍法)
離:即興に挑戦する(最初は考慮時間を多くとる等、要件を緩めてもよい)


プレゼンは、知識が大切なので、テキストをじっくり読み込むことも有効です。

◆通訳課題(外国語訳)
通訳は、まず音声で体験することが重要です。最初からテキストを読むのは、お勧めできません。

最初から音声で聞いて訳すのはハードルが高すぎる、と思われる方は、ぜひ「リプロダクション」をしてください。

リプロダクションとは、日本語のままで、聞いたことをそのまま再現することです。最強の通訳練習方法であることは、何度も私は実証済みです。

YouTube動画
英語不要!日本語さえできれば通訳できる:映像で実証 全国通訳案内士(通訳ガイド)試験 筆記の自己採点してる場合じゃない!二次口述対策即着手!

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◆実務質疑
まず、テキストをじっくり読み、出題趣旨と解答の構成を考えてみるとよいでしょう。

解答構成の方法としては、次のYouTube動画が参考になります。


こうして基礎知識を得た上で、模擬面接等で演習するのがよいでしょう。その際、一方的に話すのでなく、会話のキャッチボールを忘れないようにしましょう。

▶PEPニュース
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・お待たせいたしました。人気シリーズ『モデル・プレゼンテーション集 過去問編16』販売開始です!オンラインストアでどうぞ。

今回掲載のトピックは、①三寒四温、②出島、③能面、④デジタル庁、⑤城下町、⑥七夕飾り、⑦根付、⑧鳥居、⑨渋沢栄一、⑩摂関政治、⑪落語、⑫左団扇、⑬鰯雲、⑭熱中症警戒アラート、⑮三保松原、⑯特大荷物スペース付き座席、⑰文明開化、⑱流しそうめん、の18題です。

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